なぞなぞ
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ビリヤード台の上の、つやのあるボールの内部のよう
きみたちはいつも、わたしと同じ言葉を話さない
その身体に流れているのは身体だから
残酷なふりをしてきみたちを切っても
同じ断面ばかりを見ることになるのだ、わたしは
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森の中で拾った鉱物のよう
きみたちはいつも、わたしとは違う静かさをまとっている
誰かが話す声は線を引いたように抑揚がなくて
別の誰かが話す声も同じように抑揚がないのに
会話するとうなりが聴こえる
波形を耳で聴き取って、わたしは話しかける
けれど鬱蒼とした暗がりを
突き抜けて出て行ってしまう、わたしの言葉
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