silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

16時2分

 


船の持ち主から

大きな鯛をもらったのは

いつのことだったか

忘れてしまうほど時間がたったのに

冷凍室にいれたままだった

 

早朝から

ま水につけて

充分にやわらかくなったけれど

鯛の口は固くとざされて

何か強く主張しているかのよう

 

いのちがぬけでても

激しくつらぬかねばならぬこと

ないな、いまのところ