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silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

ほたる狩り

 

コルサロを

とおりすぎ

駐車場のかどを

NHKの方へ向かってまがり

そのつきあたりまで

蛍をみにいった

 

まちなかではめずらしいから

見物人もおおい

蛍は人々の陰影の上に高く飛んでいた

上がったと思えば降りてきて

あとを追ったりきまぐれに交差する

いくつもの光の浮遊感が

せまくそうぞうしい暗がりの中のわたしのこころをしめる

口を閉じるのも忘れて見上げつづけた


あの夜

水底の魚たちも

こうして見上げていたのだろう