「われわれには水風呂はよくないのかもしれぬ」 「月曜日に入った水風呂のせいか 土曜になっても調子が悪いのだ まったくこいつらときたら正直すぎるよ おれは水風呂がすきなのに」 夫は免疫異常の病持ちで 自分の細胞と自分が切り離された暮らしをしている …
貝のはく泡が わたしのせまい部屋の中に はじける 息がにじみあう 同じ塵の中に漂う粒子である わたしたちは 食べ食べられながらともに どこへいくのだろう ぷち、ぷち、 ぷち 静かな夜
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