silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

2016-06-05から1日間の記事一覧

20時

なつの夜 南島にたどりつくはずの アオバズクの声がした とりも方向音痴なのがいるのだ 酒がはいって なにごとも愉快におもえた

5時4分

早起きが苦手なのに 五時に目が覚めた 開けた窓から見える 背の高い樹の どこかの枝に カッコウがとまっている つめたい空気の中をよくとおる声に 何人が目を覚ましただろう わたしと、 だれと、だれが

12時20分

ゆっくりとした料理を つくろう、と思った フライパンも鍋も こがしつくし 薬品を買いにいくために 履き慣れた靴に足をいれた その瞬間に