silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

2016-06-01から1日間の記事一覧

13時15分

歩いているうちに 整えたはずの髪も少しずつくずれる 疲れたように見える風体 そのまま 雑貨店に入って いくら探しても見つけられないものが あるということを 思い知らされる わたしは創造できない かげろうの沸騰する路上に 汗が落ちる

6時32分

鯛にはまぶたがないから 目をとじない 見ることが生きのびることに強く繋がっている わたしは目をとじる このまぶたは、選んでいる 見たくないもの まぶしいこと 入ったら痛いもの 見えない瞬間があってもいいわたしは いのちから、ほんのすこし自由なのか