わたしは 命を脱いで 腐敗していた 土とともに島となるまでの過程を たどろうとしていた 火が焚かれ 火がきえた するとわたしがきえた いま、静かな灰がある たましいのない夜のなかに 音がなだれこむ たましいのない夜のなかに 誰か 火を焚く 消える しかし…
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