silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

2014-07-05から1日間の記事一覧

眠りはだれにでもおとずれる

ねむの木に花がさいていた。 おさないころ、ねむの木は夜眠るのだ、と聞いたことがあった。木が眠るとは、まるでおとぎばなしに出てくる植物の話のようで、遠いくににあるのだと思っていた。 夜にひらく器官。闇をとざすための目蓋。 ある日、めぐの家をたず…