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silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

群生地

 


植物のために
土になる
そのにがく青い匂い


崩れた詩のように
ひとつらなりに
ゆらゆら眠る
したしい人々
したしい土よ
わたしもおそらく
その途上にある


あふれるからだを
ほたほた落とし
ゆくさきざきの
土になる


たちのぼる
しずけさのなかに
町がある


午後に
午前に
待たれつづける
わたしたちの
とりとめのない時間に
草木の繁栄が
影をおとす