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silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

まだ先のこと

ハイウェイを

つかうとしても

みどりいろの森林と

海がさかさにうつるスフィアと

そのただなかを走れるときがきたら

それがそのとき

 

よわよわしい数々の怪物が

いきたえだえにからだを横たえているのが

深い谷あいへの道のようになって

それをゆらゆら避けながら

通りぬけるとしても

 

数々のうつくしい種まきの季節に

幾たびもの青々した発芽のあらそいを

くりかえすごとに

覆われ覆いつくして

激しい森林となるときがきたら

それがそのとき

通行できなくとも

車をのりすてても

とおってゆくのだ

 

それってまだ先のことでしょ

 

でもわたしはいつまでも待てる

 

ゆきたい場所には

ゆきたい道をとおりたい

そののぞみ

塩に崩れた鉄橋を

くずしながら歩くとしても

のびすぎた木々

類推のきかないがらくた

まざらねばならなかったほね

やわらかい菜のはなの

そだとうとする先端などが

そよそよその道に寄りそうはずの

未来なら

わたしはいつまでも待てる