silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

2017-02-12から1日間の記事一覧

落涙のとき

世界中の匂いが 花や果実で占められるときがくる 世界中の泥が ぬぐいさられるときがくる 光、 光がおとしてゆく影 その重みを 土は受け止める かがやかない 片側の真実を 受け止める わたしは軽やかではない 明るくもない 脈打ち、にぶい波を放ち 涙が流れ…