silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

2014-08-24から1日間の記事一覧

距離のない道

わたしをさらった かれらが ひとつひとつの要素となって けれどささやかな構造でしかない通路を わたしは南へすすんでいる わたしを失った土地へは こうして向かうものだ ゆれる触手が ゆれる かれらの弱いひかりはくらく わたしの行くてはみえない だが 八…