silentdogの 詩と昼寝

詩をおいてるばしょ。更新はきまぐれ。

5時4分

 

 

早起きが苦手なのに

五時に目が覚めた

 

開けた窓から見える

背の高い樹の

どこかの枝に

カッコウがとまっている

つめたい空気の中をよくとおる声に

何人が目を覚ましただろう

わたしと、

だれと、だれが

 

 

13時15分

 

歩いているうちに

整えたはずの髪も少しずつくずれる

疲れたように見える風体

そのまま

雑貨店に入って

いくら探しても見つけられないものが

あるということを

思い知らされる

 

わたしは創造できない

かげろうの沸騰する路上に

汗が落ちる